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今日はどんな一日かな?岩手の盛岡から日々の様子を綴ります。
by kokemomoj
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懐かしい言葉。
先日の「ぼんず蚊」話つながりで、今日は方言について。


数日前のすごく蒸し暑い日、午後から空模様があやしくなってきたときの20歳男子の言葉。
「あめっきゃしてきたね」

あめっきゃ?

これは周辺にいた人たち、誰一人わからなかった(笑)。

ちなみに、暑い日に食べ物をテーブルに出しっぱなしにしておくと、「あめる」(腐る)。
「あめっきゃ」とは、その活用形か?

違うんですね。
「あめっきゃ」とは、「雨の気配」と言うことらしい。
つまり、「空模様が怪しくなってきて、雨の気配がしてきたね」って事を、「あめっきゃしてきたね」と言うのだ。
そう言われれば、ナルホド・・と思う。


方言と言えば、私は常々、標準語では絶対表現できないと思っている言葉もある。
それは、「いんずい」。
(注:いんずいの「い」は、「い」と「え」の間で発音する)

使い方は、
「Tシャツの上にセーターを重ねて着たら、袖のところがたごまって、いんずい」となる。

意味は、「違和感がある」・・・だろうか・・・?

でも、そんな言葉では言い表せない「いんずい感」なんだな。
だから、「いんずい」はやっぱり「いんずい」以外の何者でもないということだ。



「かかさる」も標準語では表記不可能だ。
「書くことが出来る」がその意味だろうか。
使い方は、
「このえんぴづ、かかさらねぇ」

「書ける、書けない」ではない。
「書かさらない」のだ。
それは、自分の意思で書かないのではなく、鉛筆の意思で「かかさらない」のだ(笑)。
お店でボールペンの試し書きをした時、インクが上手く出なかったら標準語では何と言うのだろうか?
「このボールペン、書くことが出来ないわ」とか言うのか。
でも、私達はそんな時、
「このペン、かかさらない!」と言う。
これが「かかさらない」の使い方だ。
面倒な言い回しは必要ない。
「かかさらない!」の一言で済んでしまう、便利な言葉だ。


1つの言葉がいろいろな状況によって微妙に意味が変化して、あんな時もこんな時も使えるってこともよくある。
標準語では表現できない、微妙な状況が表せるのが方言だとも思う。


標準語で言ってしまうと直接的だけど、方言だとその様子をやんわりと伝えてくれる温かみがあるような気がするのは、やっぱり昔懐かしいからだろう。
今はもうそのほとんどを忘れてしまい、使うことも少なくなってしまったが、たまにそんな方言を耳にすると、昔、親や祖父母が使っていたことを思い出し、懐かしくて胸がキュンとなる。
無くしてしまいたくない思い出の1つだ。
どこかで誰かが語り継いでくれればいいなーと思っている。
Top▲ by kokemomoj | 2007-07-27 23:36
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